2009年12月10日木曜日

東芝のM&A戦略


東芝のインフラ事業に注目している。

社会インフラ事業は、自前で技術を開発していくのも重要とはいえ、やはり、M&A戦略が効果的だと考えられるからだ。

半導体や、パソコン、家電などの分野でもM&Aは効果的であり、シェアの拡大やスケールメリットは得られるが、技術の陳腐化も進みやすい。

一方、社会インフラ事業は、10年単位の事業であるため、技術の陳腐化が進みにくく、長期戦略を立てやすい。

2006年に原子力大手のウエスチングハウスを買収したが、やはり、長期戦略に基づくものと考えられる。

また、財務基盤の充実、安定化も進んでいる。今期末には、自己資本比率は20%を超えると見られる。積極的な投資の前提余力が付いてきている水準だ。

東芝は、既存事業とのシナジー効果がえられるような事業も数多い。

電機大手では、M&Aで成長活路を見出す会社が多い。GEは、2004年に太陽電池事業に参入した。

そのような事業展開は、参考になるであろう。